七五三の記念撮影、スタジオにするかロケーションにするか…迷っているご家族も多いのではないでしょうか?
それぞれに魅力があって、なかなか決めきれませんよね。
この記事では、スタジオ撮影とロケーション撮影の違いや、メリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。
「うちにはどっちが合ってるかな?」と考えるときのヒントになれば嬉しいです。
スタジオ撮影の特徴とメリット・デメリット
スタジオ撮影のメリット
スタジオ撮影とは、写真館やフォトスタジオなど、屋内の専用スペースで行う撮影のことをいいます。
天候や季節に左右されず、いつでも安定した環境で撮影できるのが大きな特徴です。
プロのカメラマンがライティングや背景、小物などをしっかり整えてくれるので、きちんとした仕上がりが期待できます。
具体的なメリットとして、
- 天候に左右されない安定した撮影環境
室内での撮影のため、雨や風などの天候に影響されず、計画通りに進行できます。 - 衣装や小物が豊富に揃っている
多くのスタジオでは、着物やドレスなどの衣装がレンタル可能で、撮影に必要な小物も充実しています。 - プロのスタッフによるサポート
ヘアメイクや着付け、撮影まで一貫してプロのスタッフが対応し、安心して任せられます。 - お子様の負担が少ない
移動が少なく、短時間で撮影が完了するため、お子様の疲労を軽減できます。
七五三のような特別な日の写真は、「ちゃんと残したい」「きれいに撮ってもらいたい」というご家族も多いですよね。
そういったニーズにぴったりなのが、スタジオ撮影の魅力です。
スタジオ撮影のデメリット
スタジオ撮影には魅力がたくさんありますが、事前に知っておきたい注意点もあります。
以下のようなデメリットを踏まえて、ご家族にとってベストな選択をしましょう。
- 自然な表情が出にくいことも
スタジオの空間に緊張してしまい、お子さまの笑顔が硬くなることがあります。慣れない環境で本来の表情が出にくいケースもあるため、リラックスできる工夫が必要です。 - 写真の背景が似たり寄ったりになる
スタジオのセットや背景は選べるパターンが決まっているため、他のご家族と似たような雰囲気になることがあります。オリジナリティを求める方には少し物足りないかもしれません。 - 撮影中の自由度が少ない
屋内撮影のため、お子さまが自由に動き回る姿を自然に撮るのは難しい場合があります。「ありのままの様子を残したい」と思うご家庭には、窮屈に感じられることも。 - お参りの様子を撮影できない
神社でのお参りシーンなど、実際の行事の様子を記録することができません。
これらのポイントを踏まえたうえで、スタジオならではの良さを活かせば、思い出に残る素敵な七五三写真を残すことができます。
ロケーション撮影の特徴とメリット・デメリット
ロケーション撮影のメリット
ロケーション撮影は、神社や公園、街並みなど屋外の自然な環境で行われる撮影スタイルです。
お子さまがのびのびと過ごせる空間の中で、いつもの笑顔や仕草を残せるのが魅力。
スタジオ撮影とは違った自然な雰囲気や思い出を写真に残すことができます。
ここでは、ロケーション撮影ならではのメリットをいくつかご紹介します。
- 自然な表情や動きを捉えやすい
お子さまがリラックスしやすく、普段通りの笑顔や仕草を引き出しやすいのが大きな魅力です。 - 季節感や風景を活かした写真が撮れる
春の桜や秋の紅葉、青空や緑に囲まれたロケーションは、その季節ならではの写真を演出してくれます。 - お参りの様子を記録できる
神社でのお参り風景や手を合わせる姿、ご家族との交流など、行事全体を記録できます。 - 思い出の場所で撮影できる
地元の神社や家族にゆかりのある場所など、思い出のあるロケーションで撮ることができ、特別感が高まります。 - 兄弟姉妹との自然な交流も残せる
外で遊ぶような感覚で撮影できるため、兄弟姉妹の自然な表情や関わりも写真におさめやすくなります。 - 撮影が思い出そのものになる
お出かけ気分でのびのびと過ごせるため、撮影自体が楽しいイベントとなり、ご家族の思い出にもなります。
ロケーション撮影は、写真だけでなく「その日一日の思い出」も一緒に残すことができるのが大きな魅力です。
ロケーション撮影のデメリット
ロケーション撮影にはたくさんの魅力がありますが、屋外ならではの注意点や、家族によっては不便に感じる点もあります。
撮影前にしっかり理解しておくことで、当日安心して撮影に臨むことができます。
ここでは、ロケーション撮影のデメリットについてご紹介します。
- 天候に左右される
雨や強風など天候の影響を受けやすく、撮影の延期や中止が必要になる場合があります。 - 気温や気候の影響を受ける
真夏や真冬の撮影では、お子さまやご家族の体調にも配慮が必要です。暑さ寒さ対策も大切になります。 - 衣装や髪型が乱れやすい
風で髪が乱れたり、歩いて移動することで着物が崩れたりする可能性があります。着崩れのケアを意識する必要があります。 - 着替えやメイク直しの場所が限られる
屋外には控室がないことが多く、簡単なメイク直しや休憩がしにくい場合があります。 - 移動や準備が大変なことも
神社や公園までの移動や撮影前後の準備が必要になり、小さなお子さま連れのご家庭には負担になることもあります。 - 人目が気になる場合がある
公共の場所での撮影では、他の参拝者や通行人の目が気になる方もいるかもしれません。
ロケーション撮影は自由度が高く魅力も多いですが、当日の環境や状況に応じた柔軟な対応も求められます。
撮影前にしっかり準備を整えておくことで、よりスムーズに素敵な撮影体験ができるでしょう。
スタジオ撮影とロケーション撮影の比較をすると…
項目 | スタジオ撮影 | ロケーション撮影 |
---|---|---|
天候の影響 | 影響なし | 影響あり |
衣装・小物 | 豊富に揃っている | 持参が必要な場合あり |
自然な表情 | 引き出しにくい場合あり | 引き出しやすい |
お参りの様子 | 撮影不可 | 撮影可能 |
準備の手間 | 少ない | 多い |
それぞれの撮影方法には違った魅力があるので、ご家族の希望やお子さまの様子に合わせて、ぴったりのスタイルを選んでみてくださいね。
どちらを選ぶべきか?
スタジオ撮影とロケーション撮影のどちらが適しているかは、ご家族の希望やお子様の性格、撮影の目的によって異なります。
以下のポイントを参考に選択してください。
- スタジオ撮影が向いている方
天候に左右されず、計画的に撮影を進めたい方。
衣装や小物を一括で準備したい方。
お子様の負担を最小限にしたい方。 - ロケーション撮影が向いている方
自然な表情や季節感を重視したい方。
お参りの様子を記録に残したい方。
屋外での撮影を楽しみたい方。
両方の撮影を組み合わせる方法も
スタジオ撮影とロケーション撮影の両方を行うことで、それぞれのメリットを活かした記念写真を残すことができます。
例えば、スタジオでの前撮りと、お参り当日のロケーション撮影を組み合わせるプランもあります。
撮影スケジュールや予算に応じて、柔軟に対応できるスタジオやカメラマンを選ぶと良いでしょう。
まとめ
七五三の撮影には、スタジオ撮影とロケーション撮影という2つの方法があります。
それぞれに魅力や注意点があるので、ご家族の希望やお子さんの性格、どんな思い出を残したいかによって、ぴったりのスタイルは変わってきます。
スタジオとロケーションの両方をうまく組み合わせることで、より豊かで思い出深い七五三写真を残すこともできます。
お子さんの大切な節目を、心に残る一枚にするために、ご家族に合った撮影スタイルを選んでみてくださいね。
さく。写真館では、ご家族に合った最適なプランをご提案しています。
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